
キャンプを始めて数年経ち、ハンモック泊に挑戦!
購入することでわかった大切なことについて、まとめていきます。
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ハンモック泊って?

ハンモック泊とは、テントの代わりにハンモックを使って宿泊するキャンプのことです。
ハンモックは、リュックサックに入れられる100g台の超軽量な物から1kgの大型まで幅広く製品があります。
そのため、どうやって選んだらいいのかよく分からないと思います。
今回は、私の経験も踏まえて初めてハンモックを買うときのポイントを紹介したいと思います。
ハンモックのメリット
ハンモックのメリット

①設営・撤収が簡単!
ポールの組み立てなど、テントより工程が少ないためです。
慣れれば数分で設営できます。
ハンモックストラップを木に巻きつけたら、カラビナでストラップにハンモックを固定すれば大体完成です。
思わず「これだけ!?」と叫んでしまうほどの簡単さ笑
②腰痛改善への効果が期待できる
睡眠時の体重の偏りを防止するからです。
サーマレスト Zライトソルからモンベルのエアーマットまで様々な物を試してきましたが、
腰が痛くなりやすくとても苦痛でした。
ハンモックはマット無しでも腰が痛くならず天国...
③極上の寝心地
知ってしまえば、もう後戻りはできない。
ハンモック全体で体を包み込んでくれるので、とても気持ちがいいです。
④涼しい
日本の夏しんどいですよね。
熱帯地方で生まれたハンモックは、「蒸れ」や「熱のこもり」を予防してくれます。
そのため、夏でも涼しく快適にくつろぐことができます。

40Lリュックサックにも入りました。
⑤携帯しやすい
ハンモック自体が小さいため、徒歩・自転車・バイクでのキャンプに最適です。
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ハンモックのデメリット
ハンモックのデメリット

背中からくる冷気を遮断してくれる
①テントより寒く感じる
ハンモックは「蒸れ」や「熱のこもり」を予防してくれます。
日中30℃を越す日でも、夜は肌寒いでよね。
特にハンモックは背中から冷気がきます。(逆に日中はヒヤッとして気持ち良い)
アンダーキルトやトップキルト、もしくは寝袋などで対策をしないと寝れません。
②窮屈を感じる事がある
持ち運びに長けているハンモックは幅が狭いものも多く、ハンモックに寝そべると
下に沈むことから窮屈を感じる製品もあります。
携帯性をとるか、快適をとるかはあなたのライフスタイルに合わせて選びましょう。
③破けやすい
ハンモックは生地が薄いので破けやすいです。
特に軽量仕様は簡単に破けるようです。
スボンのお尻のポケットに物を入れたり、ファスナーなどが原因のようですので
注意しなければなりません。
④日本で手に入るものが少ない
ハンモックメーカーのほとんどが海外です。
まだまだハンモックの需要が少ないからか、輸入しているお店も少ないです。
販売していたとしても、定価の1.5〜2倍ぐらい。
個人輸入で楽しむ方もいらっしゃいますが、正直不安ですよね。

⑤物を置くスペースがない
ハンモックは宙に浮いてるので気軽に物を置く事ができません。
例えば寝る前、ベッドに寝転がりながらあなたはどんな行動をしますか?
僕であれば、寝転んでスマホを見たりスマホを充電したり本を読んだり水を飲んだり...
それでは寝るときは?大体の人が棚や床に物を置いて寝ますよね。
ハンモックは乗ると沈みます=傾斜がつきます。
生地自体がツルツルしてるので、物を置いても落ちてしまうんです。
オプションを使えばカバンをなどつり下げられますが、サッと手が届く方が
便利ですよね。
⑥木がないと設営できない
木があるキャンプ場で、かつ許可がないと張ることはできません。
必ず確認を行ってから、予約しましょう。
現在のハンモックは木を傷つけないように世界的な環境水準を用いて作られておりますが
ハンモックメーカーの仕様や木の種類によっては傷つける場合もありますので確認要です。
木がなさすぎて、木難民になりかけたこともあります笑
どんなハンモックを買おうか?僕流のポイントはこれだ!
初めて買うハンモック悩みますよね。
どんなメーカーがあるのか、どれも同じように見えてよく分からない人も多いと思います。
そこで私が買ってみてわかった、選ぶポイントについて解説していきたいと思います。
ポイントは以下の通りです。
- ハンモックの横幅
- 僕なら蚊帳がついているハンモック
- 酔いに弱い方は要注意
ハンモックの横幅

ハンモックの横幅問題。
せっかく快適なハンモックを購入したのに、横幅がきつくて窮屈なんて勿体無いですよ!
少し幅広の物を買いましょう。
120〜130cm
軽量ハンモックはこのぐらいの幅が多し。
成人男性は寝れなくはないが窮屈感を感じる人が多いようです。
また、軽量化のため生地を薄く作っており、破れやすくスケスケな物もあります。
徒歩キャンプ・自転車キャンプなど荷物を小さくしたい人におすすめです。
★最初のハンモックにおすすめ
140〜150cm
一般的なハンモックのサイズ。
幅も広く、窮屈感もそこまで感じません。
ハンモックは一般的に斜めで寝ます(もちろん、まっすぐでも寝れます。)
なぜなら乗ると下に沈むため、くの字のような体勢になるからです。
幅がしっかりあれば、斜めの体勢でも体をまっすぐにする事ができます。
例えばこんなハンモック
僕なら蚊帳がついているハンモック
ハンモックは圧倒的に蚊帳がついていないモデルが多いので注意です。
蚊帳を買えば後付けできますが、基本的に工程が増えるので面倒です。
それであれば、ジッパーで蚊帳の着脱が可能なモデルをおすすめします。
夏は蚊帳の分重くなりますが取り付けて、冬には外すなど柔軟な対応ができます。
また蚊帳をつける事で、ハンモックの中に空間を作れるので少し暖かくなります。
例えばこんなハンモック
酔いに弱い方は要注意
船酔い・バス酔い...日常には様々な酔うケースがありますよね。
そしてこの酔いに弱い方、ハンモックは注意が必要です。
僕もその一人で、船なんかに乗ったら百発百中酔います笑
酔い止めも全くきかず船内でひとり寝転がってた経験も多数。
これハンモックもおんなじです。
横にゆらゆら気持ちはいいですが、寝てる間少しの動きでも揺れ続けてしまうので
普段酔いやすい方はすぐ酔ってしまうと思います。
そういう方にはハンモックを固定するタイプがおすすめ。
このハンモックは、ペグダウンを(固定を)するのでほとんど揺れることもなく快適に過ごせています。
例えばこんなハンモック
まとめ
いかがだったでしょうか。
メリットデメリットございますが、多くの人を魅了するハンモック。
皆さんも一度はその魅力について体験してみてはいかがでしょうか。